和洋女子大学 矢藤誠慈郎 教授【小さな改革が園と保育者の成長を促す!チーム力で進化する保育の未来】

和洋女子大学 矢藤誠慈朗 教授に独自インタビュー

子どもや保護者を相手にする保育の現場は、小規模かつ閉鎖的な環境になりやすいため、組織マネジメントやチームでの共同作業の考えが中々浸透しないと言われていました。

しかし、保育の現場において、保育士がチームワークを意識することは欠かせません。チーム力を強めることによって、ちょっとした工夫やアイデアが生まれ、大きな変化を生むことだってあるのです。

この記事では、和洋女子大学の矢藤誠慈郎教授に、保育の質を高めるためのチームづくりの重要性、保育園利用のメリットについて独自インタビューさせていただきました。

矢藤誠慈郎教授の紹介
和洋女子大学 矢藤誠慈朗 教授

和洋女子大学 人文学部 こども発達学科
矢藤誠慈郎(やとう せいじろう)教授

広島大学大学院教育学研究科教育行政学専攻博士課程を退学後(教育学修士)、1993年より岡山女子短期大学幼児教育学科にて講師・助教授を務める。

その後、新見公立短期大学幼児教育学科にて助教授、ニューヨーク州立大学客員研究員、愛知東邦大学人間学部教授、岡崎女子大学子ども教育学部教授を経て、2019年より現職。

専門は保育学、教育学。

研究業績(主要3点)として、『保育の質を高めるチームづくり』(2017年)、『保育者論』(2019年共著)、『幼児教育・保育制度改革の展望』(2020年)

その他、全国保育士養成協議会常務理事、日本保育者養成教育学会理事、日本保育学会評議員などを兼任。

研究のきっかけ・組織マネジメントの重要性とは

TLG GROUP編集部:早速ですが、矢藤様のご経歴や研究を行うに至ったきっかけについて教えていただけますでしょうか。

矢藤教授:私は広島大学の大学院で、教育経営学という研究室に所属していました。そこでは、学校の組織論や専門職論について研究していたのです。

とりわけ興味を持っていたのは、組織論の中でもインフォーマルな組織の中での人間関係など、組織のパフォーマンスに直接的な影響を与える点についてです。ですから、元々組織マネジメントについては強い関心があったと言えます。

TLG GROUP編集部:そうだったのですね!では、保育に興味を持たれたのは別のきっかけがあったのですか?

矢藤教授:そうですね。博士課程を中退後、私は岡山女子短期大学にて幼稚園の先生や保育士を育てる学科の教育関係の科目を担当することになりました。その中で、たまたま保育所の実習にも関わるようにもなったのです。

元々、私の専門は学校教育ということもあって保育所には目を向けていなかったのですが、保育所に出入りしたり、学生の実習を担当したりする機会が増えたことで保育所への興味が生まれました。

その後、保育所に関わっている中で、「全国保育士養成協議会」という保育士養成校の団体の保育施策に関わる研究の作業部隊の末端に加えていただく機会があり、そこで本格的に保育の研究に関わるようになったのです。

現在はそこの常務理事も務めていますが、当時、著名な先生方を中心とする様々な研究に加えていただき、それが現在の研究の礎にもなっています。

TLG GROUP編集部:なるほど。保育の研究をするようになってから、どのような点に着目されたのですか?

矢藤教授:保育の研究をすればするほど、保育所は同族経営などが珍しくなく、個人が組織をコントロールする側面が強いことに気づきました。

しかし、「保育士が生き生きと働き、それによって子どもたちも生き生きと過ごせるようにするためには、私が大学院で学んだ組織論のような考え方がもっと必要なのではないか」と考えるようになったのです。

多くの保育園では、「個人が頑張ることが結果として園を良くする」ということが自明のように思われています。つまり、組織をマネジメントするという感覚は、私が研究を始めた当初はそれほど浸透していなかったのです。

研究を進める中で何十か所も保育園の第三者評価などを行いましたが、経営者が独断で物事を決めたり、悪く言うと独善的であったりする事例は多くありました。

もちろん、カリスマ性を持つ良い園長先生もいるのですが、そうでない人もいて「現場の人が困っている」と耳にすることもあります。

保育所は小さな組織ですから、人間関係が複雑になるとその分現場への負担も大きくなってしまいます。

そのため、「保育所がもっと公的な組織としてマネジメントされ、みんなが生き生きと過ごせる環境を整えることが大事」だと考えるようになりました。

TLG GROUP編集部:確かに、保育所で人間関係のトラブルが起きてしまい、悩んでいる方の話を耳にすることがあります。そういった悩みを解決するためにも、組織マネジメントは非常に重要なのですね。

矢藤教授:そうですね。「保育者がどのようにキャリア形成をしていくのか」ということも研究していたのですが、その際に組織的に取り組んでいくことの大事さを改めて感じました。

また、保育士を育成する際にも、著名な方による講義も大切ですが、先生同士で話し合うワークショップをする方が、主体的な思考より豊かになる・視点が開けることが期待できると思います。

私は以前、研究の一環としてみんなで対話をするような研修をしたことがあります。その時は園長や主任、若手、大学生を1つのチームにまとめてそれぞれワークに取り組んでもらいました。

私たちは普段、漠然と「先輩の方が物事をよく知っていて、それをいかに伝えるか」という発想になりがちです。しかし、一番新しいことを研究しているのは学生ですよね。

TLG GROUP編集部:なるほど。確かにそうですね!

矢藤教授:そうですよね。そのワークでは子育て支援について話し合ってもらったのですが、若手の先生が「○○について悩んでいます」と言うと、園長先生も「私もそれに悩んでいるよ」と返す場面があったのです。

すると、若手の先生は「園長先生でも悩んでいるんだ!」と驚いていましたね。

また、私が一番印象的だったのは、学生が大学で学んだことを活かして、グループワークに貢献できていたことです。

このように、私たちはみんな何かしらの知恵を持っています。そういった知恵を出し合うことが、組織的に良いパフォーマンスに繋がるのではないかと痛感した瞬間でした。

TLG GROUP編集部:多くの人の知恵を分かち合うことで組織を作り上げることができるのですね。

矢藤教授:そうですね。完璧な人間はいませんが、それぞれが持っているものを出し合えば、組織として質の高い仕事を実現していくことができます。

得意不得意なことを組み合わせていくことで、私たちは協力し合うことができるようになります。そういったものが組織なのではないかということを、研究の中では感じていました。

TLG GROUP編集部:保育所に限らず、どの組織でも大事にしていかなければならない点ですね。ちなみに、現在の保育現場や保育士養成の現状はどうなっているのでしょうか?

矢藤教授:1990年代以降、少子化と女性の社会進出が進み、保育所の需要は増加しました。それに対応するために保育士の養成校も増えましたが、今はその増加も頭打ちになり、若干の減少傾向にあります。

また、進学率の上昇に伴い、様々な背景を持つ人たちが保育士の資格を取得するようになったのも特徴です。現場では多様な人材が働くようになったので、保育人材育成の必要性はさらに高まっていると言えるでしょう。

TLG GROUP編集部:進学率の上昇によって保育現場にも変化が訪れたのですね。このような現状における課題としてはどのような点が挙げられるのでしょうか?

矢藤教授:主な課題としては、保育の質をどのように高めるかという点です。特に、人材の多様化に伴って書類がきちんとかけない、保育の現場で心が折れてしまう、すぐに辞めてしまうという人も増えたので、この点をフォローしていく必要があると思います。

ちなみに、こういった課題に対して、国は保育士の処遇改善やキャリアアップ研修を通じて対策を講じています。キャリアアップ研修を受けた保育士には月額最大4万円の補助金が出るなど、様々なメリットがありますよ。

TLG GROUP編集部:キャリアアップ研修とはどういったものなのでしょうか?

矢藤教授:そもそも、キャリアアップ研修は保育士の専門性を高めるために国が実施しているものです。特に、組織マネジメントやリーダーシップ、人材育成などが重要視されています。

この研修を通じて、現場での保育の質を高めるために必要なスキルや知識を身に着けることができるのです。

TLG GROUP編集部:キャリアアップ研修でも組織マネジメントが重要視されているのですね!保育現場で組織マネジメントが重要視されるのはなぜなのでしょうか?

矢藤教授:子どもの利益を保障するためには、保育士の専門性を高めることが必要不可欠です。しかし、多様な人材が入ってくる中で、それを個人任せにするのは難しいでしょう。

このような場合、リーダーが意識して組織全体をまとめ、力を合わせることが必要になります。キャリアアップ研修は保育士の専門性を高めることを目的としており、その中で組織マネジメントが重要視され、1つの分野として確立されるようになったのです。

TLG GROUP編集部:なるほど。となると、保育現場における今後の課題としては、人材育成や風通しの良い組織づくりといった点になるのでしょうか?

矢藤教授:その通りです。まずは、人材育成・組織作りの重要性をしっかりと認識することが必要です。現場の中ではまだまだ認識の温度差があり、課題に気づいていない保育所も多くあります。

そのため、今後は現場全体での意識向上と具体的な取り組みを推進していきたいです。

「保育の質を高めるチームづくり」とは

TLG GROUP編集部:矢藤教授の著書『保育の質を高めるチームづくり‐園と保育者の成長を支える』では、保育現場でのチームづくりと保育者の成長を支援する方法に焦点を当てていますが、保育者の成長を促進するためにはどのような考えが重要となるのでしょうか?

矢藤教授:保育者の成長を促進するためには、リーダーが「どう育てようか」と考えるのではなく、自ら育つ力をどのように引き出し、それをサポートするかを考えることがとても重要だと思います。

これは人間観の問題でもありますが、人は育とうとする力を持っていると考えるか、何もない白紙の状態から教え込まなければならないと考えるかでその人の成長は大きく変わってきます。

私は教育学者の1人として「教育とは何か」を考えていますが、世間では教育というと、「物事を知っている人が知らない人にそれを教える」という非常にシンプルなイメージを持たれています。しかし、現場で重要なのは何か物事を教えることではなく、子どもや先生の力を信頼し、それをいかに発揮させるかという観点で考えることです。

TLG GROUP編集部:力を引き出すことは重要ですが、難しいことのようにも思えます。実際、どのようにして自ら育つ力を引き出していけば良いのでしょうか?

矢藤教授:自ら育つ力を引き出すためには、「自分の考えや感じ方をアウトプットする」「みんなで知恵を出し合いながら対話する」「それぞれの考えを認め合う」という3つのことが大切です。

また、そういった力は、出てくる情報はすべて学びに繋がると理解し、それを受け止めあうこと、具体的な試行錯誤を通じて実践していくことによって磨かれていきます。例えば、先生方で話し合って保育室の環境を変え、子どもたちの遊びがどう変わるかを試してみるなど、様々な視点から物事を捉えることが大切になるのです。

TLG GROUP編集部:試行錯誤を通じた学びによって、保育者も成長していくのですね。

矢藤教授:そうですね。私は、保育の現場では「絶対的な正解がある」という発想を脱却し、いろいろな選択肢があることを理解することが専門家としての学びに繋がると考えています。

保育現場では、全く同じことが繰り返されることはありません。そのため、一回限りの現場で即興的に関わり、自分のやったことを振り返り、得た学びを次の機会に活かすサイクルが重要となります。

自分の中に絶対的な正解があると、考え方も硬直してしまいます。正解がない中で他の人の視点や考え方を聞き、自分の視点や考えを豊かにしていくことはもちろん、不確実な実践中でより良い行為を選択できるような判断力・思考力を学びあってほしいです。

TLG GROUP編集部:一度しか起こらない出来事をどう扱うかがとても重要なのですね。他者の視点を知るためにも、組織全体での学びが必要なのだということが分かりました。

矢藤教授:その通りです。保育者の成長には、組織全体で学びあうアプローチが必要不可欠となります。

「誰かが正しいことを知っていて、それを知らない人に教える」という形ではなく、自分たちで当面の解決策を見つけ、それにトライできる組織にしていくことが保育の質を高め、子どもや保育者の成長に繋がるのです。

TLG GROUP編集部:組織づくりにはチームワークも欠かせないかと思うのですが、保育の質にもチームワークは影響するのでしょうか?

矢藤教授:もちろんです。教育組織論ではチームワークのことを「同僚性」という風にも呼びますが、これは先生たちが意見を交わしあうことで成長していく文化や風土づくりを指します。

チームワークというと、人間関係の良さとイコールで考える方も多いとは思いますが、私は決してそうではないと思います。

同僚性というのはあくまで「みんなで学びあったり高めあったりする組織文化」であり、そういった風土がなければ保育の質を高めることはできません。組織のメンバーが互いの顔ではなく同じ方向を向いて切磋琢磨することで、私たちはより良い保育を実現することができるのです。

TLG GROUP編集部:確かに、人間関係が良いだけで保育に向き合う関係性がなければ、保育者が成長できる環境は作れないと思います。ちなみに、これまでの研究の中でチームワークの向上によって保育の質が高まった事例などはあるのでしょうか?

矢藤教授:そうですね。例えば、ある自治体から依頼された取組では、保育の質を高めるために園内研修を実施しました。

この時、最初に依頼されたのは「ハラスメントがあったから、それを解決するために人間関係を良くするようなワークをしてほしい」ということです。私はそれに対し、保育現場で大切なことは子どものための保育であり、焦点を当てるべきは保育の質の向上であると思い、あるワークを実施したのです。

具体的には、30分ずつの短いグループワークを1ヶ月に1回実施し、保育のことについて保育士はもちろん、看護師や調理員など園のスタッフみんなで話し合ってもらいました。つまり、一人一人が安心して意見を出し合える空間づくりを行ったのです。

TLG GROUP編集部:その結果、どうなったのでしょうか?

矢藤教授:結果的に、保育の質はどんどん良くなっていって、子どもも生き生き過ごせるような環境ができました。また、課題となっていたハラスメント問題も解決したのです。

TLG GROUP編集部:のびのびと意見を交わせる環境が先生方の心にも余裕を与え、保育の質の向上にも繋がったのですね。

矢藤教授:そうですね。自分たちの発言が正解かどうか、誰かに間違いを指摘されないかどうかという心配を一切しないで、自由に話し合い、自由に試すことが良い結果に繋がったのだと思います。

必ずしも、みんな仲が良い環境を作る必要はありません。結果的に同じ方向を向いて頑張りあう同志として認め合うことが同僚性の本質であり、チームワークの根幹なのではないでしょうか。

子どもの成長における保育園利用のメリット

TLG GROUP編集部:ここまで保育現場の現状や課題などについて伺ってきましたが、保護者の視点から見て、子どもを保育園などに預けるメリットとしてどのようなものがあげられるのでしょうか?

矢藤教授:そもそも、幼稚園は学校の一種であり、預けるかどうかは自由です。一方、保育所は保育を必要とする子どもを預ける児童福祉施設となっています。最近では、保育を必要としない子どもでも保育所に預けられる「こども誰でも通園制度(仮称)」が始まろうとしています。

TLG GROUP編集部:そういう制度もあるのですね!

矢藤教授:はい。現在は多くのご家庭が保育所や幼稚園や認定こども園を利用していますが、誰でも通園制度によってより多くの子どもが保育者と関わる機会が増えるかと思います。

保育者は専門家ですから、保護者が自分の子どもに個人的な信念や感情で関わるのとは異なるアプローチができます。

親がつい怒ってしまうような場面でも保育者は専門家として穏やかに見守れるので、子どもが自分の力を発揮しやすくなるといったメリットがあるのです。

TLG GROUP編集部:確かに、保育者の方は専門的な知識を基に、様々な視点から子どもを見守ってくださいますよね。

矢藤教授:そうですね。また、保育園などを利用することにより、家庭とは違う子どもの姿を知れたり、保育士が考えていることや保育士の子どもとのかかわり方に触れたりできる機会があるのもメリットの1つだと思います。

例えば、普段家では親に甘えがちな子どもが、保育園ではしっかりとした姿を見せることはよくあります。保護者は保育現場を通じて、そういった子どもの新たな一面を知ることができるのです。

さらに、保護者は保育者との対話の中で、喧嘩をしている子どもたちを保育者はどう見守っているのか、問題解決力を養うためにどのような対応をしているかなど、保育士のプロフェッショナルな視点を学ぶこともできるでしょう。

TLG GROUP編集部:そういった経験は家庭にも影響を与えそうですね。

矢藤教授:はい。例えば、家では片づけをしない子どもが保育所ではしっかりと片づけをしている姿を見ると、保護者は安心することができますよね。不安が軽減されることによって、子どもに対しても寛容に接することができるので、保育園などに預けることで得られるメリットは非常に大きいと思います。

TLG GROUP編集部:保育所と聞くと、単なる預り所と認識する方も多いかもしれませんが、実際は子育てにおいて重要な役割を果たしているのですね。

矢藤教授:そうですね。保育所は専門家が子育てを支援する場所であるという認識がより広まってほしいです。

実際、保育所では保護者の不安や悩みを支えるために、様々な機会を提供しています。保育所に預けている子どもの保護者は、不適切な養育に陥る可能性が低いというデータもありますので、保育所の利用を迷っている方は是非活用していただければと思います。

TLG GROUP編集部:ありがとうございます。最後に、保育者を目指す方に向けてメッセージをいただけますでしょうか。

矢藤教授:保育は非常にやりがいのある仕事です。処遇が良くないと言われることもありますが、国による様々な支援策が設けられ、実際の現場はかなり改善されています。

一方、保育者は子どもと楽しく遊ぶだけでなく、子どもの成長を支える専門的な仕事でもあります。それゆえの学びがい・やりがいのある奥深い仕事なので、責任感を持ちつつしっかりと学び、良い専門家になっていただけたら嬉しいです。

また、子どもは素晴らしい可能性を見せてくれる生き物です。子どもたちは毎日多くのことを学び、新しい世界を知っていきます。正解が分からず、ゴールがないような日々の営みではありますが、そうした子どもたちの成長や可能性を信頼して、楽しんでいただきたいです。

まとめ

TLG GROUP編集部:本日はお時間をいただき、ありがとうございました。矢藤教授にインタビューをして下記のことが分かりました。

独自インタビューで分かったこと
  1. 保育士が生き生きと働き、それによって子どもたちも生き生きと過ごせるようにするためには、組織マネジメントの考えが非常に重要である。
  2. 保育の質をどのように高めるかという点が保育現場の課題である。
  3. チームワークとは同僚性のことであり、意見を交わしあうことで成長していく文化や風土づくりのことを示している。
  4. 保育所は専門家が子育てを支援する場所であり、子どもだけでなく保護者にも良い影響を与える。
  5. 保育現場では1つの正解にこだわらず、様々な選択肢や可能性があることを理解することで、保育の質を高めることができる。

保育士や子どもが生き生きと過ごし、様々な可能性を伸ばしていくためには、組織マネジメントの考えを理解し、互いの価値観や考えを受け入れていくことが大切です。

また、保育所・幼稚園・認定こども園などは子どもの成長を支えるだけでなく、保護者のサポートも行うなど、非常に重要な役割を持つ場所でもあります。

保育者を目指す方々は、是非子どもの可能性に目を向けつつ、他の人の視点や考え方を聞くことで自分の視点や考えを豊かにしていってくださいね。

取材・文:TLG GROUP編集部
記事公開日:2024年6月3日