投資を始める際に、株とFXはどっちがいいのか迷う方も少なくないでしょう。
資産を増やすという目的は同じであっても、どの商品に自分の大切なお金をかけて運用するのかは重要な選択です。
本記事では、金融商品の代表格とも言える株とFXについて、それぞれの違いや特徴を比較してご紹介します。
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FXと株どっちがいい?【向いている人が判明】
FX | 株 | |
---|---|---|
投資対象 | 各国が発行する通貨 | 企業が発行する株式 |
利益の出し方 | ①売買差益 ②スワップポイント | ①売買差額 ②配当金 ③株主優待 |
開始資金 | 数千円~ | 数万円~ |
1日の値動き | おおよそ0.5%~1.8%前後 | おおよそ1%~3.6% |
レバレッジ | 国内会社:最大25倍 海外業者:~無制限(業者により異なる) | 最大約3.3倍 |
取引時間 | 平日24時間 | 平日9:00~11:30 12:30~15:00 |
手数料 | 比較的安い | 比較的高い |
株とFXを比較して、項目別に簡単にまとめました。
FXより株が向いている人
- 中長期の投資を検討している人
- 配当金や株主優待に魅力を感じる人
- 企業に関する知識がある人
株は、売買して利益を得るだけでなく、長期的に保有することで配当金や株主優待を得られます。また、保有期間中に価値が大きく伸びる企業も少なくありません。
したがって、中長期での投資を考えている人に向いています。なお、企業分析が必要になるため、企業に関する知識が多いと有利になります。
FXが株より向いている人
- 少額の資金で取引を始めたい人
- 夜間に取引をしたい人
- 短期間で大きな利益を目指す人
一方、国内FX会社では、最大25倍のレバレッジで取引できるので、少額で大きな利益を得られる可能性があります。
加えて、平日は常にどの時間帯でも取引できるため、早朝や深夜の注文も可能です。よって、日中チャートが見れない方にもFXは向いています。
レバレッジを上手く活用することで、株なら何回もかけて稼ぐ利益を1回の取引で得られるチャンスがあります。中長期での運用ではなく、短期間で利益を得たい方におすすめです。
FXと株どっちがいい?①勝ちやすさ・投資対象
まず、投資商品と利益を出す仕組みについて解説します。
株の投資対象
- 安い時に買って、高くなった時に売る値上がり益
- 信用取引を利用して、株を借りて高い時に売り、株価が安くなった時に買い戻す(空売り)
- 配当金
- 株式優待
株式投資は、証券取引所に上場している企業の株式が投資対象です。
国内上場企業・会社約3,800社の中から投資に適した企業の銘柄を探し出し、株式を買います。
最近では、アメリカやヨーロッパなどの海外の上場企業にも投資できる証券会社もあり、投資先の選択肢は非常に幅広くなっています。
また、日本で人気の投資信託は、複数の企業をまとめてパッケージにしたものが中心です。
FXの投資対象
- 安い時に買って、高くなった時に売る値上がり益
- 金利が低い国の通貨を売って、金利の高い国の通貨を買った際の差額
- スワップポイント
FXは、世界各国の中央銀行が発行している通貨が投資対象で、異なる2つの通貨を米ドル/日本円などのペア単位で投資をします。
投資可能な通貨ペアの種類は、FX会社によって異なるため、事前に確認しましょう。
また、取引環境や自動売買・特殊な注文方法などの特色もFX会社によって様々です。
インカムゲインを比較
投資によって得られる利益の種類には、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類があります。
インカムゲインは株だけではなく、FXにも存在します。
- 配当金を年に1~2回受け取れる
- 株式を保有している株主に対して企業が利益の一部を分配する仕組み
- 東証一部企業の配当金利率は株価に対して2.6%前後で、年に1~2回まとまった金額が入ってくる点が魅力
- 二か国の通貨間の金利差=スワップポイント
- 高金利通貨と日本円の通貨ペアはとても大きな金利差が発生する
- 毎日付与されるので、それだけで生活する投資家も存在する
このように、インカムゲインを狙うのであればFXの方がおすすめです。
スワップポイント比較で上位にランクインしているFX会社で高金利通貨ペアを取引すれば、まとまったインカムゲインを得ることも可能ですよ。
FXと株どっちがいい?②開始資金
取引を始める際の資金は、株よりもFXの方が比較的少額です。
さらに、FXは上記で紹介した投資商品の単価が低く、小さい取引単位でのトレードが可能です。
また、後述のレバレッジを活用して、少額の資金でも大きなリターンを目指せます。
株の開始資金
株の取引単位は、基本的に1単元株で100株です。
市場内の過半数の株は、1単元当たり15万円以上なので、最低でも15万円が必要になります。
中には、非常に株価が安い低位株と呼ばれる、1単元株の価格が数百円~数万円のものもありますが、おすすめできません。
しかし、ミニ株というサービスを利用することで、1株単位の購入ができるので、少ない資金でも株の取引を始められます。
FXの開始資金
FXを始める際に必要な資金は、FX業者の最低取引単位やマーケット内の過半数を取引できる単価を考慮すると、最低でも4万円です。
しかし、FXは投資対象の単価が低く、円との為替レートでは200円未満である場合が多いので、1通貨単位で取引できる業者では数千円から始められます。
「投資を少額から始めたい」という初心者にも優しい価格帯です。
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FXと株どっちがいい?③値動き
株とFXの値動きはそれぞれ異なり、比較的株の方が大きくなっています。
株の値動き
値幅制限のある株式の値動きは、1~3.6%程度です。
しかし、株価が1年で10倍になる銘柄が一定数存在したり、中には100倍になる銘柄もあったりと、大幅な価格変動があります。
一方、会社が倒産すれば株価は0円になるリスクも持ち合わせています。
株式は値幅が大きく、損失が発生する速度もFXと比べて早いことに気を付けましょう。
FXの値動き
FXは、0.5~1.8%ほどの値動き幅で推移しています。
経済指標発表時や、要人発言があったとしてもその値動きは3~4%程度です。
原則的に値幅制限はないものの、大きな動きには各国の中央銀行や政府の介入により、自国通貨を安定させようと動くため、年間で見ても30%が限界です。
FXと株どっちがいい?④レバレッジ
投資におけるレバレッジとは「元手の何倍もの資金を動かすことのできる仕組み」のことで、資金効率に大きくかかわる重要なポイントです。
株のレバレッジ
株式投資のレバレッジは、現物株は1倍、信用取引は最大約3.3倍です。
FXと比べて低く、資金効率は劣るものの、堅実な取引に向いています。
FXのレバレッジ
FXの最大レバレッジは25倍です。つまり、4万円の資金で100万円分の取引が可能です。
その分発生する損益差も25倍になり、非常に資金効率の良い取引が実現できます。
しかし、倍率が高い分リスクも伴うため、初心者の方は3倍程度で取引すると良いと言われています。
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FXと株どっちがいい?⑤取引可能時間
続いて、取引できる時間帯を比較します。
株の取引可能時間
株式投資は、平日9:00~11:30、12:30~15:00の間取引することができます。
FXとは異なり、日本の祝日は証券取引所が休業日であるため、取引ができません。
FXに比べ、時間の制約があるものの、その分集中する時間が限定的になり、専業投資家にとっては値動きを常に追うことができるといった利点があります。
FXの取引可能時間
FXは、平日24時間注文・取引ができます。
日本の祝日でもマーケットは営業しているため、株に比べて取引の時間を確保しやすいと言えるでしょう。
日中忙しい会社員や主婦の方でも時間と場所に制限されないので、自由な投資スタイルを作れます。
FXと株どっちがいい?⑥手数料
会社によって異なりますが、手数料無料であるところが多く存在します。
株の手数料
多くのネット証券では、株の手数料が無料です。
しかし、1,000円以上の高額な手数料がかかる証券会社も存在するので、事前にチェックしましょう。
なお、1回の取引あたりの約定価格や1日あたりの注文価格によって手数料が変動するところもあります。
FXの手数料
基本的に無料ですが、取引の際にスプレッドという差額があり、それが実質的な手数料になっています。
例として、1万通貨の取引でスプレッドが0.2銭の場合、1万通貨×スプレッド0.2銭=2,000銭で、手数料は実質20円です。
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「株とFXで負けてるのに、とんでもない税金きたんだが」はあり得る?
「株とFXで負けてるのに、とんでもない税金きたんだが」といったブログを見かけた方もいるかもしれませんが、ルールを守って確定申告していれば、このような事態は起きません。
- そもそも確定申告を怠っている
- 損失繰越したつもりだった
- 前年度大勝ちしていても今年の1~2月に負けた
- 親がFXトレーダーで確定申告前の遺産を相続した
上記の場合に限り、高額の税金を課せられます。稼いだ額相応の税金を納めるためにも、以下でFX税金の基本を押さえれ置きましょう。
FXで得られた利益は雑所得、株は譲渡所得・配当金になり、それぞれ適用される税制が異なります。税率はどちらも20.315%です。(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)
株は、口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶことで、源泉徴収を証券会社に委託可能です。
FXの場合、年間利益が20万円を超える場合は確定申告をしましょう。ただし、会社員で給与以外の所得が20万円以下であれば確定申告の義務はありません。
FXの税金については、以下の記事で詳しく解説しています。
FXと株どっちが稼げる?始め方をそれぞれ解説
結論、FXの方が幅広い層の方が稼げますが、トレード歴や投資に割ける時間によっては株の方が稼ぎやすい方もいます。
実際に株やFXを始める際の、一般的な手順をご紹介します。
株の始め方
- 資金を準備(15万円~)
- 証券会社を選ぶ
- 口座開設
- 株を選んで注文
株の取引は、証券会社を通じて行います。
証券会社によって手数料などが異なるので、慎重に比較して選びましょう。
FXの始め方
- 資金を準備(4万円~)
- FX会社を選ぶ
- 口座開設
- 通貨ペアを選んで注文
FXの取引は、株と同じく証券会社またはFX業者を選んで口座を開設します。
口座に入金し、通貨ペアを選んで注文することで取引を始められます。
また、会社によって取り扱う通貨ペアやスプレッドが異なるため、比較して自分に合ったものを選びましょう。
FXより株の理由はある?メリットを比較
続いて、それぞれのメリットについてご紹介します。
株のメリット | FXのメリット |
---|---|
・配当金 ・株主優待 ・議決権 | ・少額の元手でも大金を狙える ・売りと買いの両方にチャンスがある ・取引時間が長い |
株式投資のメリットは、配当金や株主優待などのインカムゲインに加えて議決権を得られ、企業の経営方針に対し賛否の意思表明が可能です。
ただし、単元未満株など議決権がない株式もあるので、注意しましょう。
一方、FXは少額の元手から大きな金額の取引が可能です。加えて、売り・買いどちらの建玉でも収益のチャンスがあるのもメリットの1つです。
FXより株の理由はある?デメリットを比較
続いて、それぞれのデメリットについてご紹介します。
株のデメリット | FXのデメリット |
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・取引時間が限られている ・最低資金額が高い ・銘柄を選ぶのが難しい | ・高いレバレッジはハイリスハイリターン ・マイナススワップが発生することもある |
株式投資は、先述のとおり、15万円程度の資金が必要になり、初期費用が比較的高くなっています。また、銘柄が非常に多く、選択の幅が広いため初心者にとっては難しい選択でもあります。
FXの最大のポイントのレバレッジは、大きくすればするほどその分リスクも高まります。また、スワップポイントがマイナスの場合、支払いが発生します。
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FXと株に向いている人か見極める時の注意点
株やFXで取引する際には、以下の3つの点に注意しましょう。
余剰資金で始める
生活費や貯畜を削って投資資金にしてしまうと、大きな損失が出てしまった場合に生活やライフプランが立ち行かなくなってしまいます。
また、「負けたくない」という感情が強くなり、落ち着いた判断ができずに大損をしてしまうリスクも高まるので、株もFXも余剰資金で取引をしましょう。
損益通算はできない
損益通算とは、同一年分で出た赤字分を他の所得分で相殺することです。
株とFXで得られた利益は、それぞれ「株式等の譲渡所得等」と「先物取引にかかる雑所得」で所得区分が異なります。
したがって、株式で出た損失をFXの利益で相殺することは不可能であるため、損益通算による節税は望めません。
レバレッジの高さはリスクの高さ
上手く利用することで資金効率を大幅に上げることができますが、少額の資金を大金に変える魔法ではありません。
大きくかけるほど、大きな利益も目指せる分大きなリスクを背負うことになります。
特に、FXでは倍率を大きくしすぎないよう管理に気を付けましょう。
FXより株の理由はある?に関するよくある質問
FXと株どっちがいい?勝ちやすさ比較【まとめ】
ここまで、株とFXの違いについてご紹介しました。ぞれぞれの違いや特徴を踏まえて、どちらが自分に向いているのか検討しましょう。
例えば、短期かつ少額の資金で大きなリターンを狙いたい方には、FXが向いています。株は、気になる企業を見つけたら株式を購入し、じっくりと成長を待つこともできます。
これから投資を始める方は、自身に合った方法を選んで取引を始めてください。
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