XM(XMTrading)はロスカット水準20％！証拠金維持率の計算をXM経験者が解説

日本人からの人気が高い海外FX業者といえば、XMTrading(エックスエム)です。そんなXMでは、ロスカット水準が20%に設定されているため、証拠金維持率が20%を切った時点で、自動的に決済が始まります。

強制ロスカットを避けるためには、なるべく証拠金維持率を高い水準でキープすることが重要です。

この記事では、XMのロスカットに関して、そのルールや証拠金維持率の計算方法、ロスカットを回避するコツなどを詳しくご紹介します。まだ口座開設していない方は、ぜひこの機会に検討してみてください！

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XM(XMTrading)のロスカットシステムと証拠金維持率

そもそもロスカットとは、ある一定の証拠金維持率を切った時点で、自動的に決済が行われることを言います。XMでは、証拠金維持率が50%を切ると「マージンコール」、20%を切ると「強制ロスカット」となります。

なお、市場の急変に追いつけず、ロスカットが間に合わないこともありますが、口座残高が0を下回った分の損失に関しては、ゼロカットシステムが適用されるため、負担をする必要はありません。

今回は、XMのロスカットについて、その仕組みとルール、証拠金維持率との関係を詳しく解説します。

• XMのマージンコール・ロスカット・ゼロカット
• ロスカットによる影響
• ゼロカットシステム
• 証拠金維持率の目安

では、1つずつ確認していきましょう。

XM(XMTrading)のマージンコール・ロスカット・ゼロカット

XMでは、マージンコール・ロスカット・ゼロカットに関して、以下のような段階が設定されています。

• マージンコール：証拠金維持率50%
• ロスカット：証拠金維持率20%
• ゼロカット：証拠金維持率0%

では、1つずつ確認していきましょう。

マージンコール：証拠金維持率50%

XMでは、証拠金維持率が50%を切ると、「マージンコール」と呼ばれる警告が発令されます。この時、MT4またはMT5の取引ツールの残高部分が赤色に変化します。

証拠金維持率の低下はロスカットにもつながるため、「マージンコール」が発令された時点で、証拠金維持率の見直しが必要です。

マージンコールは、別名「ロスカットアラート」とも呼ばれます。

ロスカット：証拠金維持率20%

XMでは、証拠金維持率が20%を切ると、損失額の大きいポジションから順にロスカットが実行されます。

この時、証拠金維持率が一時的にでも回復すれば、残りのポジションは決済されないため、取引続行となります。

ゼロカット：証拠金維持率0%

急な市場変動などを理由にロスカットが間に合わなかった場合、口座残高が0を下回ると、ゼロカットシステムが適用されます。

この時、マイナス分の損失はゼロカットシステムによって補填されるため、追加証拠金を支払う必要はありません。

追加証拠金とは、口座残高が0を下回った場合における、マイナス分の損失を補うための追加入金のことです。

ロスカットによる影響

XMでは、ロスカット水準が20%に設定されているため、たとえロスカットが発生しても、必ず口座残高の2割は残る仕組みになっています。そのため、残った証拠金を使って、ロスカット以前と同様の取引を再開することができます。

ロスカットは、口座残高を最優先に行われるため、ボーナス(クレジット)が含まれる口座の場合、最終的に残った2割はボーナスである可能性が高いです。

例：口座残高が4万円でボーナス(クレジット)が3万円の口座でロスカットが発生した場合
証拠金総額7万円のうち、ロスカットを免れる20%は、70,000円×20%=14,000円
ロスカットにより、口座残高は0円、ボーナスは残り14,000円分となります。

XMの公式サイトにも、「ボーナスは有効証拠金の一部であり、保有ポジションによって影響を受けるのは口座残高である」との趣旨の記載があります。

証拠金維持率が20%を切ると発動するロスカットですが、稀に口座残高が0を下回っても発動されないこともあります。

ロスカットが間に合わない原因の多くは、急な市場変動です。これによって出たマイナス分の損失は、XMが採用しているゼロカットシステムで補填されるので、安心してください。

ゼロカットシステム

ゼロカットシステムとは、急な市場変動によってロスカットが間に合わなかった際に、発生したマイナス分の損失をFX業者が負担してくれるシステムのことです。

XMをはじめ、多くの海外FX業者がこのシステムを採用しています。ゼロカットシステムのおかげで、トレーダーは追加証拠金を支払うことなく、損失を入金額までに抑えられるのです。

XMの公式サイトにも、「マイナス分の損失はリセットされるため、トレーダーが負担する必要はない」との趣旨の記述があります。

証拠金維持率の目安

安心して取引できる証拠金維持率の目安は、およそ300%です。ただし、いくら300%の証拠金維持率をキープしていたとしても、ロスカットのリスクがないわけではありません。

とはいえ、証拠金維持率が高ければ、ロスカットのリスクは下がり、口座も安全な状態が保てます。なるべく高い維持率をキープできるよう、努力してみましょう。

ちなみに、証拠金維持率は、有効証拠金や必要証拠金を組み合わせることで計算できます。

• 有効証拠金：取引に使える資金
• 必要証拠金：ポジションを保有するために必要な資金

XMの公式サイトによれば、証拠金維持率は「(有効証拠金/必要証拠金)×100%」という計算式で求めることができます。

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XM(XMTrading)でのロスカットを防ぐ証拠金の計算方法

ロスカットを防ぐ上で重要な証拠金維持率の計算方法は、以下の通りです。

証拠金維持率 = (有効証拠金 / 必要証拠金) × 100%

例えば、有効証拠金が8万円あったとして、必要証拠金が1万5000円だった場合、証拠金維持率は「8万円÷1万5000円=533%」となります。

証拠金維持率の計算方法が分かったところで、次は有効証拠金と必要証拠金の計算方法を見ていきましょう。

有効証拠金の求め方

有効証拠金の求め方は以下の通りです。

有効証拠金 ＝ 資産合計 + 評価損益 － 出金依頼金

仮に、口座残高が8万円で、評価損益が2万円、かつ出金依頼をしていない場合、有効証拠金は8万円+2万円=10万円となります。

必要証拠金の求め方

必要証拠金の求め方は以下の通りです。

必要証拠金 = 約定レート×取引通貨数(ロット数) ÷ 最大レバレッジ

例えば、約定レートが125.857円の時、10万通貨(1ロット)かつレバレッジ200倍で取引すると、必要証拠金は125.857円×10万通貨÷200=6万2928円となります。

なお、XMの公式サイト上でも計算可能です。今すぐ計算したい方は、XMの自動計算ツールを活用してみましょう！

XM(XMTrading)の自動計算ツールを使ってみよう

XMの証拠金計算機を使えば、いつでもすぐに必要証拠金を求めることができます。

入力が必要な項目は、「基本通貨・ロット数・通貨ペア・レバレッジ・口座タイプ・現在の変換価格」です。

計算が苦手な方は、ぜひ自動計算ツールを使って、必要証拠金を算出してみてください！

なお、マイクロ口座の1ロットは1,000通貨、スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座の1ロットは10万通貨に換算されます。口座タイプごとにロットの換算量が異なるため、十分に注意してください。

XM(XMTrading)の必要証拠金一覧

XMのスタンダード口座における必要証拠金を取引銘柄ごとにまとめました。気になる銘柄のタブをタップし、確認してみてください。

なお、必要証拠金は、レートが変動するごとに変わるため、取引の際は改めて計算するようにしましょう。

取引ツールで証拠金を確認しよう

MT4やMT5といった取引ツールのアプリ画面から、いつでも口座状況を確認することができます。

証拠金維持率の低下はロスカットのリスクを高めるため、随時チェックするようにしましょう！

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XM(XMTrading)でのロスカットを防ぐ方法6選

XMでのロスカットを防ぐ方法を6つに絞ってご紹介します。

• 証拠金維持率を300%以上で維持する
• 証拠金維持率が100%を下回ったら、追加で入金する
• ポジションの一部を決済する
• 両建て取引で証拠金維持率を維持する
• XMポイントをボーナスとして利用する
• 損切りの計画を立てる

では、1つずつ確認していきましょう。

証拠金維持率を300%以上で維持する

1つ目の対策として、証拠金維持率は300%以上をキープするようにしましょう。

証拠金維持率が大きく低下すると、その分だけロスカットのリスクも高まります。

なるべく高い水準の証拠金維持率をキープできるよう、無理のない取引を心がけましょう。

証拠金維持率が100%を下回ったら、追加で入金する

2つ目の対策として、証拠金維持率が100%を下回った時には、追加入金を行いましょう。

証拠金維持率が100%を下回ると、一気にロスカットのリスクも高まります。そのため、追加入金を行って、証拠金維持率を引き上げるようにしてください。

ただし、入金方法によっては、入金額の反映に時間がかかってしまうこともあります。相場が急変すると、ロスカットの危険性も一気に高まるため、なるべく早い判断が必要です。

ちなみに、XMで取り扱っている入金方法は、以下の表の通りです。

おすすめの入金方法は、出金しやすい「銀行振込」と、即時反映が可能な「クレジットカード入金」なので、ぜひ参考にしてみてください。

入金方法	入金反映時間
銀行振込	30分～1時間
ネットバンキング	30分～1時間
コンビニ振込	即時
クレジットカード(VISA)	即時
クレジットカード(JCB)	即時
仮想通貨 ※ブランドを「Fintrade Limited」にした方のみ	即時
bitwallet(ビットウォレット)	即時
STICPAY(スティックペイ)	即時
BXONE(ビーエックスワンウォレット)	即時

どの入金方法を選んでも、基本的に入金手数料は無料ですが、銀行振込・ネットバンキング・コンビニ振込の場合、振込にかかる手数料は自己負担となります。

なお、クレジットカード(JCB)・STICPAY(スティックペイ)は、新規受付を停止しているため、注意してください。

ポジションの一部を決済する

3つ目の対策として、ポジションの一部を決済することもおすすめします。

ポジションを決済することで、必要証拠金も減るため、証拠金維持率は自動的に上昇します。

複数のポジションを保有している方は、その一部を決済しましょう。また、1つしかポジションを保有していない方も、部分決済を行うことで、ロスカットの危険性を減らすことができます。

両建て取引で証拠金維持率を維持する

4つ目の対策として、両建て取引をおすすめします。

XMでは、両建て取引が認められているため、「買い」と「売り」の両ポジションを同一ロット数で保有すれば、必要証拠金を無料にすることができます。

証拠金維持率を一定に保ちたい方やロスカットを回避したい方は、ぜひ両建て取引を活用してみましょう。

なお、両建て取引には厳しいルールがあり、利用規約に違反すると、口座凍結などの罰則が科せられることもあります。取引前には、必ず取引ルールを確認しておくようにしましょう。

公式サイトには、「証拠金維持率が100%を下回っていても、両建てポジションの必要証拠金が無料である限り、新たにポジションを建てることができる」との記載があります。

XMポイントをボーナスとして利用する

5つ目の対策として、XMポイントをボーナスとして利用してみましょう。

XMが運営する「ロイヤルティプログラム」では、貯まったXMポイントをボーナスや現金と交換することができます。

交換先	交換比率	1000ポイントを交換した場合
ボーナス	3分の1	333ドル
現金	40分の1	25ドル

上の表からも分かる通り、交換比率が高い「ボーナス」に交換することで、効率よく証拠金維持率を上げることができます。ぜひ活用してみてください！

損切りの計画を立てる

6つ目の対策として、損切の計画を立てておきましょう。

ロスカットを何としてでも避けたい方は、あらかじめ「損切りライン」を決めておくと安心です。

含み損が多い状態でポジションを保有することは、ロスカットの危険性も高めてしまいます。

ロスカットによって自己資金とボーナスが一気に失われる前に、潔く「損切り」してしまうのも1つの方法なので、覚えておきましょう！

なお、今なら口座開設をするだけでボーナスがもらえます！証拠金として利用すればロスカット対策にもなるので、ぜひ活用してみてください。

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XM(XMTrading)でロスカットされるまでの許容損失の求め方

XMでロスカットされるまでに許容できる損失の求め方をご紹介します。

• 必要証拠金を求める
• 証拠金維持率が20%になる有効証拠金を求める
• ロスカットされるまでの許容可能な含み損を求める
• 含み損をpipsに換算する

今回ご紹介する計算では、以下の条件で取引した場合を想定しました。

では、上記の条件における許容損失の求め方を詳しく確認していきましょう。

【口座残高別】XM(XMTrading)における許容損失の一覧表

XMにおける許容損失の一覧表を作成しました。口座残高の状況に合わせてチェックしてみてください。

【口座残高1万円】レバレッジ1,000倍の許容損失

通貨量	必要証拠金	許容損失額
1,000通貨	100円	9,980円
1万通貨	1,000円	9,800円
10万通貨	10,000円	－
100万通貨	100,000円	－

【口座残高3万円】レバレッジ1,000倍の許容損失

通貨量	必要証拠金	許容損失額
1,000通貨	100円	29,980円
1万通貨	1,000円	29,800円
10万通貨	10,000円	28,000円
100万通貨	100,000円	10,000円

【口座残高5万円】レバレッジ1,000倍の許容損失

通貨量	必要証拠金	許容損失額
1,000通貨	100円	49,980円
1万通貨	1,000円	49,800円
10万通貨	10,000円	48,000円
100万通貨	100,000円	30,000円

【口座残高10万円】レバレッジ1,000倍の許容損失

通貨量	必要証拠金	許容損失額
1,000通貨	100円	99,980円
1万通貨	1,000円	99,800円
10万通貨	10,000円	98,000円
100万通貨	100,000円	80,000円

XM(XMTrading)のロスカットにまつわるFAQ

XMのロスカット水準は自分で変更できますか。

ロスカット水準を勝手に変更することはできません。XMのロスカット水準は、一律20%です。

XMのロスカットはいつ発生しますか。

証拠金維持率が20%を下回ると、強制的にロスカットとなります。

XMのロスカットは借金の原因になりますか。

ロスカットが原因で借金をする恐れはありません。XMのロスカットは、口座残高が0になる前に実行されるため、証拠金の一部は残る仕組みになっているからです。

また、急な相場変動によってロスカットが間に合わず、口座残高が0を下回った場合でも、ゼロカットシステムが適用されるので、マイナス分の損失は業者の負担となります。

XMのロスカットを避けるコツはありますか。

ロスカット水準である「証拠金維持率20%」を下回らないよう、なるべく高い水準で証拠金をキープする必要があります。

安心できる目安として、本記事では証拠金維持率300%を掲げていますが、あくまでも目安です。なるべく高い水準を維持するよう心がけましょう。

口座残高がマイナスになっても、追加証拠金を支払う必要がないのはなぜですか。

XMをはじめ、多くの海外FXではゼロカットシステムが採用されています。そのため、急激な相場変動によって口座残高がマイナスになってしまったとしても、その損失分はFX業者の負担となるのです。

ゼロカットシステムにはデメリットがありますか。

FX業者によっては、ゼロカットシステムを採用していても、ルールを破り、損失額を負担してくれないことがあります。

その場合には、追加証拠金を支払う必要があるため、なるべく信頼できる業者で口座開設することを心がけましょう。

XMのゼロカット水準はいくつですか。

ロスカット水準が20%なのに対し、ゼロカット水準は0%となっています。よって、証拠金維持率が0%を下回ると、ゼロカットが発生します。

XMで複数の口座を開設している場合、ゼロカットシステムはどのように適用されますか。

ゼロカットシステムは、口座残高がマイナスになっている口座のみを対象に適用されます。

XMのゼロカットシステムは何回まで発動しますか。

ゼロカットシステムには、発動回数の上限設定がありません。

XMのゼロカットシステムが発動しない原因は何ですか。

未決済のポジションやボーナスが残っていたり、規約違反の疑いがあったりする場合には、ゼロカットシステムが発動しないかもしれません。

XMでの出金に上限や下限はありますか。

出金方法によって、出金の最低額と最高額の設定が異なります。以下の表を参考に出金手続きを行ってください。

出金方法	出金最低金額	出金最高金額
国内銀行送金	1万円	上限なし
クレジットカード・デビットカード （VISAのみ）	500円	入金額まで
bitwallet(ビットウォレット)	500円	入金額まで
STICPAY(スティックペイ)	500円	入金額まで
BXONE(ビーエックスワンウォレット)	500円	入金額まで

ブランドに「Fintrade Limited」を選んだ方は、仮想通貨出金も利用できます！最低・最高金額など詳しい条件も分かり次第追記します。

XM(XMTrading)のロスカット【まとめ】

今回は、XMTradingのロスカットについて、水準や証拠金計算の方法、ロスカット対策について、詳しくご紹介しました。

一度ロスカットが起きてしまうと、口座残高が大きく減ってしまい、その後の取引を不利な状況で再開することになってしまいます。

ロスカットによって無駄な損失を生まないためにも、今回ご紹介した対策や許容損失額を参考に、慎重な取引を心がけてください！

なお、今からXMで口座を開設すると、口座開設ボーナスが大量にゲットできます！この機会にぜひ、XMで取引を始めてみましょう。

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