XMでは、利用規約違反になる取引がいくつか存在します。
知らず知らずのうちに、ルールを違反してしまうと口座凍結や出金拒否などの罰則が科せられます。
そこでこの記事では、ルール違反にならないように注意すべき点を紹介していきます!
XMが禁止している行為を行うと、故意かどうかに関係なく厳しいペナルティーを科せられてしまいます。
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XM(XMTrading)の禁止事項
XMは利用規約で、10個の行為を禁じています。
- 複数口座間での両建て
- 他の会社の口座を用いた両建て
- 第三者の口座とまたいだ両建て
- 窓埋めだけを狙った取引
- 経済指標発表前後だけを狙ったハイレバレッジ取引
- アービトラージ(裁定取引)
- システムの遅延を狙った取引
- ボーナスの悪用
- 自己アフィリエイトによる取引
- 日本人への勧誘行為
それぞれ順番に解説していきます!
複数口座間での両建て
1つ目は「複数口座間での両建て」です。
XMでは最大で8口座まで開設可能ですが、複数の口座を用いて両建てをすることは利用規約で禁じられています。
例として、口座Aと口座Bを開設したとします。
- 口座Aではドル円の買いポジションを持つ
- 口座Bではドル円の売りポジションを持つ
このように、2つの口座で反対のポジションを持つことは、利用規約で禁じられています。
両建ては同一口座・同一通貨ペアの場合でのみ許可されているので、複数口座を用いた両建ては行わないように気をつけましょう!
他の会社の口座を用いた両建て
2つ目は「他の会社の口座を用いた両建て」です。
XMの他にも海外FX業者は多く存在していますが、複数の他社口座を用いた両建てはルール違反になります。
例として、XMとAXIORYのそれぞれで口座を開設したとします。
- XMではドル円の買いポジションを持つ
- AXIORYではドル円の売りポジションを持つ
このような取引方法は禁じられているので、複数の海外FX業者を利用しようと考えている方は要注意です!
第三者の口座とまたいだ両建て
3つ目は「第三者の口座とまたいだ両建て」です。
口座名義人以外の家族や知り合いと協力して両建てを行うことも禁じられています。
例えば、自分と家族が取引を行う場合を想像してみてください。
- 自分はドル円の売りポジションを持つ
- 家族はドル円の買いポジションを持つ
「業者側に協力してトレードを行っていることはバレないだろう」と考える方も多いかもしれません。
最初のうちはバレないかもしれませんが、両建てを繰り返すうちに取引履歴から怪しまれて罰則を科せられることもあるので、気をつけましょう!
窓埋めだけを狙った取引
4つ目は「窓埋めだけを狙った取引」です。
為替相場には、週明けチャートに「窓」という空白の乖離が発生する現象が発生することがあります。
その窓は、週が明けてから埋まる傾向にありますが、その窓埋めだけを狙って利益を得ようとする取引は禁じられています。
偶然にタイミングが重なった場合は問題ないものの、何度も繰り返すと罰則が科せられるので要注意です!
経済指標発表前後だけを狙ったハイレバレッジ取引
5つ目は「経済指標発表前後だけを狙ったハイレバレッジ取引」です。
XMではゼロカットシステムを導入しているので、トレーダーは追加証拠金を払う必要がなく、代わりに業者が補填します。
経済指標発表のタイミングは市場が大きく変動することが多く、ハイレバレッジ取引で大きな利益をゲットするチャンスです。しかし、その一方で、大きな損失を抱えることもあります。
その損失を補填する業者側の負担を減らすために、この取引が禁じられていることを理解しておきましょう!
アービトラージ(裁定取引)
6つ目は「アービトラージ(裁定取引)」です。
アービトラージとは、異なる市場間における同一あるいは同種の商品の価格差を利用して、無リスクあるいは最小のリスクで利益を確定する取引のことです。
価格差が生じた場合は確実に利益を得ることができるので、XMだけでなく多くのFX業者が禁じています。
今日では、AIを用いてアービトラージを行うトレーダーも増加していますが、すぐに業者にバレて罰則が科せられるため気をつけましょう!
システムの遅延を狙った取引
7つ目は「システムの遅延を狙った取引」です。
たまにサーバーエラーが起きてレートが不自然な動きをしたタイミングを狙って取引を行う方がいます。
しかし、これは禁じられている行為で、せっかく得た利益も没収される可能性があるため要注意です!
ボーナスの悪用
8つ目は「ボーナスの悪用」です。
XMのボーナスは非常に豪華で、口座開設ボーナスとして13,000円分を受け取れますが、何度も貰うために偽の個人情報を入力することは禁じられています。
また、取引のたびに貰えるXMポイントを狙って両建てをすることもルール違反となります。
ボーナスを不正に受け取ろうとするとボーナスを没収されるだけでなく、他の罰則が科せられることもあるので、気をつけましょう!
自己アフィリエイトによる取引
9つ目は「自己アフィリエイトによる取引」です。
XMでは自分の紹介コードを経由して口座開設と取引が行われると、一定の報酬が受け取れます。
しかし、実際にXMの利用規約をチェックすると、「自分の口座経由、または支配下にあると思われる口座は報酬として考慮しない」と記載されていて、自己アフィリエイトを禁じていることが分かります。
自己アフィリエイトをすると、実質的には取引コストを抑えることができますが、利用規約では禁じられているので要注意です!
日本人への勧誘行為
10個目は「日本人への勧誘行為」です。
XMは日本の金融庁の認可を受けておらず、拠点はあくまでも海外に置いているので、直接日本人に対して営業活動を行ってはいけません。また、XMを利用している人が対面や電話で直接勧誘するのも違法行為に該当することがあります。
しかし、XMを利用して取引すること自体は違法行為にあたらないのでご安心ください。直接的な勧誘はしないように気をつけましょう!
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XM(XMTrading)の禁止事項に触れた際の罰則とは
ルールを破ってしまった場合の罰則を紹介します。
- 取引で得た利益の没収
- 出金拒否・ボーナスの没収
- 口座の永久凍結・アカウントの強制解約
順番に解説していきます!
取引で得た利益の没収
1つ目は「取引で得た利益の没収」です。
ルールを違反して得た利益は不正な利益となるので、利益の没収は避けられません。
XM側が不利益を補填しているので、このような厳重な罰則が定められています。
出金拒否・ボーナスの没収
2つ目は「出金拒否・ボーナスの没収」です。
利益の没収のように、不正に得た利益は出金ができないのも当然です。
また、ルール違反によってブラックリストに登録され、新しく口座を追加することもできない可能性もあるので、気をつけましょう!
口座の永久凍結・アカウントの強制解約
3つ目は「口座の永久凍結・アカウントの強制解約」です。
アービトラージや窓埋めトレードを「みんなもやっているだろう」「バレなきゃ大丈夫」と思って、実際に利用するにはリスクが高すぎます。
口座の永久凍結・アカウントの強制解約は一番重いペナルティーで、最悪の場合、他の業者の利用も制限されます。
目先の利益を追求して、アカウントが使えなくなったら元も子もないので、ルールをしっかりとチェックしておきましょう!
XM(XMTrading)で禁止されない行為
XMでルール違反とされていない行為を紹介します。
- スキャルピングトレード
- 同一口座・同一通貨ペアの両建て
- EAシステムを用いた取引
- 経済指標発表のタイミングでの取引
それでは順番に解説していきます!
スキャルピングトレード
1つ目は「スキャルピングトレード」です。
スキャルピングトレードとは、数秒から数分程度の極端に短い時間に、何度も売買を繰り返して利益を積み重ねるトレード手法のことです。他の業者ではこのような取引を禁じている場合もありますが、XMでは認められています。
実際にXMの公式サイトでもこのように記載されていました。
XM公式サイトより引用
1日の取引回数の上限もありませんし、スキャルピングトレードに適した低コスト口座も用意されています。
同一口座・同一通貨ペアの両建て
2つ目は「同一口座・同一通貨ペアの両建て」です。
XMの両建てでも紹介しているように、唯一許可されている両建てとなっています。
例えば、XMの1つの口座で、ドル円の買いポジションを持ちながら、同時にドル円の売りポジションを持つような両建て手法です。
XMで両建てをしたいならこの方法しかないことをチェックしておきましょう!
EAシステムを用いた取引
3つ目は「EAシステムを用いた取引」です。
XMの自動売買でも紹介しているように、EAシステムを用いた取引は許可されています。
XMのプラットフォームはMT4なので、利用できるEAの種類もたくさんあります。
しかし、数秒間で何度も注文を行う高速スキャルピングのEAの使用は禁じられているので、要注意です!
経済指標発表のタイミングでの取引
4つ目は「経済指標発表のタイミングでの取引」です。
「経済指標発のタイミングのみを狙ったハイレバレッジ取引」は禁じられていますが、経済指標発表のタイミングでの取引自体を禁じているわけではありません。
ルール違反とならないためには、経済指標発表のタイミングのみだけではなく、他の時間にもトレードすることが重要です。
なお、禁じられているわけではありませんが、経済指標発表のタイミングは、若干のスリッページが生じるので推奨はしていません。
XM(XMTrading)の禁止事項・行為・ルール違反に関する質問
XM(XMTrading)の禁止事項・行為・ルール違反【まとめ】
XMのルール違反となる取引について紹介してきました。
ルールを破ると、最悪のケースでは口座が凍結されてしまうので、事前にルールを理解したうえで取引することが大切です。
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