両建てとは、同一通貨ペアのポジションを売り買い両方で建てるFX手法です。両建てを活用すれば、ロスカットのリスクを軽減させられるなどのメリットがあります。
海外FX業者の中には、そんな両建てを禁止しているところも多いですが、Exnessでは両建てに関する禁止事項はほぼありません。ただし、両建てに関するルールを知らないとトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
この記事では、Exnessで両建てする際のルールや注意点、両建てのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
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Exness(エクスネス)は両建てできる?
Exnessで両建て取引は禁止されているのか、実際に当研究所編集部がExnessのサポートデスクに問い合わせた結果も含め、以下の2点についてご紹介します。
- Exnessの回答
- Exnessは両建てのルール・制限がない
それぞれ詳しく見ていきましょう!
Exnessの回答
Exnessに両建て取引が可能かどうかを問い合わせてみたところ、以下のような回答がありました。
弊社では、両建て取引を公式に認めております。また、取引手法について特段の細かいルールや禁止事項は定めておりません。
この回答からも分かるように、Exnessでは両建て取引は禁止されていません。また、特に細かいルールや禁止事項の説明もなかったため、悪質な両建てでなければ窓開け・窓埋めトレードなども可能であると言えるでしょう。
なお、Exnessの規約においても両建てに関する記載や注意事項はなく、あくまでもトレーダーに対するリスクの注意喚起が書かれていました。そのため、「両建て取引をして出金拒否された」となる可能性は低いと考えられます。
Exnessは両建てのルール【禁止事項はある?】
前述したように、Exnessは両建てに関する細かいルールなどを定めていません。そのため、下記のような他社で禁止されている取引も可能です。
- 複数口座を利用した両建て
- 他社口座を利用した両建て
- 経済指標発表時のみを狙ったハイレバ取引
- 集団で複数口座を開設して行う両建て
両建て取引の他にも、ゼロカットやアービトラージ・レート遅延に関する禁止行為は定められておらず、基本的に制限なく取引することが可能となっています。
両建て取引をしたいトレーダーにとって、Exnessは最適な環境であると言えますよ!
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Exness(エクスネス)で可能な両建て手法の例
ここでは、Exnessで実際に利用可能な手法を3つご紹介していきます。
- 同一口座内での両建て
- 複数口座間での両建て
- 他社口座を利用した両建て
それぞれ詳しく確認していきましょう!
同一口座内での両建て
1つ目は「同一口座内での両建て」です。この手法は、基本的にリスク回避として利用されることから「ヘッジ取引」と呼ばれることもあります。
同一口座内での両建てとして、以下のような例が挙げられます。
- ドル円を1ロット分、買いエントリーする。
- 続けて、ドル円を1ロット分、売りエントリーする。
同一口座内での両建てでは、買いポジションに損失が出た場合、売りポジションで損失と同額分の利益が生じます。そのため、損失と利益が相殺され損失は固定され、ロスカットされなくなるのです。
片方のポジションで大きな損失が発生した場合でも、両建てを活用することで損失を相殺できるというのは大きなメリットです。
上記からも分かるように、同一口座での両建ては、相場がどのように動くか予想が難しい際のリスクヘッジとしておすすめの手法ですよ!
複数口座間での両建て
2つ目は「複数口座間での両建て」です。
Exnessでは、1つのアカウントで200口座までの追加開設が可能です。この仕組みを利用して追加口座を開設し、複数口座間での両建てをすることができます。
複数口座間での両建ての例として、以下のようなものが挙げられます。
- 口座Aで、ドル円を1ロット分買いエントリーする。
- 口座Bで、ドル円を1ロット分売りエントリーする。
Exnessはどの口座タイプであってもゼロカットシステムを採用しています。そのため、どれだけ損失が発生したとしても入金額を超えることはないのです。
例を元にすると、口座Aで損失が発生したとしても1ドル以上の損失にはなりません。そして、口座Bの利益が口座Aの損失額を超えてしまえば負けることは絶対にないのです。
損失が拡大することなく取引できるほか、損失分よりも利益が出る場合もあるため、借金を背負うことなく取引したいトレーダーにおすすめの手法ですよ。
他社口座を利用した両建て
3つ目は「他社口座を利用した両建て」です。
この手法では、2つの海外FX業者を利用して両建てを行います。具体例は以下の通りです。
- Exnessでドル円を1ロット分買いエントリーする。
- 他社口座でドル円を1ロット分売りエントリーする。
海外FX業者はゼロカットシステムを採用しているため、どちらかで損失が発生したとしても入金額以上の損失にはなりません。複数口座間での両建てと同様に、片方の口座でゼロカットがされた場合、もう片方の口座では利益が得られるのです。
他社口座を利用した両建ては損失の拡大を防ぐことができるため、有効な取引手法の1つです。しかし、利用する業者が「他社口座を利用した両建て」を許可していなければ、この手法を利用することはできません。
例えば、海外FX業者の中でも人気なXMやFXGTは、他社口座を利用した両建ては許可していないため、注意が必要です。
もし利用する業者が両建てを認めていない場合、出金拒否や口座凍結などのペナルティが課される可能性があるので、両建てを考えている人は必ず事前に確認しておきましょう。
なお、他社口座を利用した両建てを認めている海外FX業者は海外FXおすすめ業者でも紹介しています。同一口座、複数口座での両建てが許可されているかどうかも合わせて紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください!
Exness(エクスネス)で両建て取引する際の5つの注意点
両建て取引には多くのメリットがありますが、当然デメリットやリスクも存在します。今回はその中から主に5つの注意点をご紹介します。
- 同一口座内の両建ては利益を出しづらい
- 複数口座間で両建てすると2倍の証拠金が必要
- スプレッドが倍になる
- 他社口座との両建てを禁止している場合がある
- 自動的に両建てが解除される場合がある
それぞれ詳しく確認していきましょう!
同一口座内の両建ては利益を出しづらい
1つ目は、「同一口座内の両建ては利益を出しづらい」という点です。
両建て取引は、同一通貨・同一ロットで売り買い両方のポジションを建てる手法です。この場合、片方のポジションで利益が得られたとしても、もう片方のポジションで発生した損失によって利益は相殺されてしまいます。
そのため、為替レートがどれだけ動いても損益は常に0のままになるのです。
また、利益が損失を上回った場合も、両建てによってトータルの利益は減少してしまいます。
このように、両建てはリスクを軽減する目的では非常に有効ですが、利益を出したい人にとってはメリットの少ない手法になっているのです。
ただし、同一口座内の両建ては証拠金が0になることから、強制ロスカットが行われないというメリットもあるため、有利なタイミングで決済したい人にとってはおすすめの手法ですよ!
複数口座間で両建てすると2倍の証拠金が必要
2つ目は、「複数口座間で両建てすると2倍の証拠金が必要」という点です。
複数口座間での両建ては、それぞれの口座に証拠金を入金しない限りポジションを建てることができません。
複数口座間での両建てをしたいと考えている方は、取引を始めるためには通常の2倍の証拠金が必要になることを覚えておきましょう!
スプレッドが倍になる
3つ目は、「スプレッドが倍になる」という点です。
通常のFX取引では、買いポジション・売りポジションの内、どちらか片方のスプレッドを負担します。しかし、両建ては2つのポジションを同時に保有するため、負担するスプレッドも倍になるのです。
また、両建てを行うとスワップポイントも通常の2倍になります。基本的に両建てはポジションの保有時間が長くなる傾向があるため、マイナススワップが発生する通貨ペアでの両建ては避けた方が良いでしょう。
Exnessのスプレッドは業界の中でも最狭レベルではありますが、含み損が減ってしまうのには変わりありません。
通常よりも取引コストが大幅に増えてしまうのは、両建ての大きなデメリットだと言えます。
他社口座との両建てを禁止している場合がある
4つ目は、「他社口座との両建てを禁止している場合がある」という点です。
Exnessは他社口座を利用した両建てを認めていますが、すべての海外FX業者がそれを認めているわけではありません。
実際に、他社口座を利用した両建てを禁止している業者の例として以下の所が挙げられます。
- XM(同一口座のみ両建て可能)
- FXGT(同一口座のみ両建て可能)
- iFOREX(同一口座のみ両建て可能)
- BigBoss(同一口座のみ両建て可能)
- IS6FX(同一口座のみ両建て可能)
海外FX ボーナス・キャンペーンなどを開催している業者の多くは他社口座を利用した両建てを禁止しているため、注意が必要です。上記のような業者を利用して両建てしてしまうと、利用規約違反とみなされ、出金拒否や口座凍結などのペナルティが課されます。
Exnessと他社口座で両建て取引をする際は、どちらも他業者の口座との両建てを許可しているかを必ず確認しましょう!
自動的に両建てが解除される場合がある
5つ目は、「自動的に両建てが解除される場合がある」という点です。
Exnessはロスカット水準が0%に設定されており、証拠金が0になるまで強制ロスカットは行われません。一方、多くの海外FX業者はロスカット水準を20~50%程度に設定しています。
このように、2つの業者の間でロスカット水準が異なっていると、損失が大きくなった口座で強制ロスカットが行われ、自動的に両建てが解除されてしまう場合があるのです。
Exnessと他社の口座で両建て取引を行う際は、ロスカット水準の違いを必ず確認しておきましょう!
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Exness(エクスネス)の両建てに関する質問・回答
Exness(エクスネス)は両建て取引に最適【まとめ】
ここまででExnessの両建てに関するルールや注意事項を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
Exnessは両建てに関する細かいルールや禁止事項がない海外FX業者です。そのため、両建てに関する知識さえあれば誰でも簡単に取引を始めることができます。
同一口座内での両建てや複数口座間での両建て、他社口座を利用した両建てなど多くの手法があるため、自分に合った手法を見つけて取引してみてくださいね!
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