最大ロット数は海外FX業者ごとに異なるため、大きな利益を狙うのであれば、自分に適切なロットを設定できる海外FX業者を見極める必要があります。
また、海外FXトレーダーの中には「FXのロットって何を意味しているの?」「海外FX業者の最大・最小ロットを比べたい」「ロットの計算をできるようになりたい」と考えている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、海外FX業者のロットを比べた結果や、おすすめの業者、ロットの計算方法について詳しく解説していきます!
【悩んだらココ!】 最大ロット数の大きい海外FX業者 | |
---|---|
AXIORY | 最大ロット数:1,000ロット 最大ポジション数:無制限 安全性・信頼性抜群&スキャルピング向き! |
XM | 最大ロット数:50ロット 最大ポジション数:200ポジション 口座開設ボーナス13,000円で無料体験できる! |
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海外FXのロット数とは【1ロット(lot)はいくら?】
そもそも海外FXのロットとは、取引する通貨量の単位のことです。
ここでは、ロット数に関する基礎情報を分かりやすく説明していきます。
海外FXの1ロットとは?1ロット(lot)はいくら?
海外FX業者の多くは、1ロット=10万通貨に設定しています。
つまり、1ドル=150円の時にドル円を1ロット売買するのであれば、1500万円分のポジションを保有することになります。
「1500万円も支払えない」と思われるかもしれませんが、最大レバレッジ1,000倍の業者なら、15,000円の資金で1ロットを保有することも可能です。また、100pips変動した場合の損益は15万円になります。
海外FXでロットを使う理由
国内FXでは「通貨」を使っていますが、海外FXは「ロット」という単位を使っています。
これは、「100,000通貨」と入力するよりも、「1ロット」と入力した方が打ち間違いのリスクを減らせるからです。
数字が大きくなった時に国内では「万」「億」という漢字表記を使えますが、海外では「0」の数を増やすしかないので、このような工夫がされています。
1ロットの取引単位は海外FX業者・口座タイプごとに違う
冒頭でも述べた通り、1ロットの取引単位は海外FX業者・口座タイプごとに違います。
例えば、XMの場合、「スタンダード口座」「ゼロ口座」「KIWAMI極口座」と「マイクロ口座」で1ロットあたりの取引単位が以下のように変わってきます。
口座タイプ | 1ロットあたりの取引単位 |
---|---|
スタンダード口座 ゼロ口座 KIWAMI極口座 | 10万通貨 |
マイクロ口座 | 1,000通貨 |
このように、マイクロ口座の方が他の口座タイプよりも100分の1小さい単位で取引できるため、なるべくリスクを抑えたいのであれば「マイクロ口座」を使ってください。
反対に、大きな利益を得たい方は、最大ロット数が大きく、ポジション数の制限も緩い業者・口座タイプを選ぶと良いでしょう。
ロットとレバレッジの関係は?
取引単位である「ロット」と、てこの原理を利用した「レバレッジ」は、どちらも証拠金の算出において重要です。
後ほど詳しく説明しますが、証拠金は上記の式で求められます。
例えば、1ドル=150円の時に1,000倍のレバレッジで3ロット取引する場合、必要な証拠金は150円×30万通貨÷1,000倍=45,000円です。
このように、少ない資金で大きな利益を狙うことができるのです。
海外FXのロットには上限・下限がある
海外FXのロットには、上限と下限が設定されています。
この設定は業者によってさまざまですが、1,000通貨~1000万通貨の範囲内にしているところが多いです。
言い換えると、1ロット=10万通貨の場合は、0.1ロット以上~100ロット以下で取引可能です。1ドル=150円、レバレッジをかけずに取引するのであれば、150万円~15億円の範囲内で取引額を調整することになります。
海外FX業者の最大ロット数・最小ロット数を比較
海外FX業者ごとに、最大ロット数や最小ロット数が異なります。
ここでは、人気業者の最大ロット数・最小ロット数を比べた結果を紹介します。
海外FX業者の最大ロット数
より多くの利益を狙いたい方は、最大ロット数の上限に余裕のある業者を選びましょう。ロットを上げることで、利益を増やすチャンスもアップします。
人気業者が提供するスタンダード口座の最大ロット数を比べた結果を以下に掲載します。
海外FX業者 | 1ロット | 最大ロット数 |
---|---|---|
AXIORY | 10万通貨 | 1,000ロット |
XM | 10万通貨 | 50ロット |
Exness | 10万通貨 | 200ロット |
TitanFX | 10万通貨 | 100ロット |
iFOREX | 10万通貨 | 50ロット |
FXGT | 10万通貨 | 100ロット |
BigBoss | 10万通貨 | 50ロット ※メジャー通貨の場合 |
このように、1ロット=10万通貨に設定している業者がほとんどです。しかし、先ほど紹介したXMのマイクロ口座は1ロット=1,000通貨なので注意が必要です。
また、最大ロット数・ポジション上限は業者が自由に決めています。最大ロット数が大きい=ポジション上限も大きいとは限らないので、取引する際にはどちらもチェックするようにしてください。
海外FX業者の最小ロット数
無理せず少額トレードしたい方は、最小ロット数を重視して海外FX業者を選びましょう。
海外FX業者 | 1ロット | 最小ロット数 |
---|---|---|
AXORY | 10万通貨 | 0.01ロット |
XM | 10万通貨 | 0.01ロット |
Exness | 10万通貨 | 0.01ロット |
TitanFX | 10万通貨 | 0.01ロット |
iFOREX | 10万通貨 | 0.01ロット |
FXGT | 10万通貨 | 0.01ロット |
BigBoss | 10万通貨 | 0.01ロット |
このように、どの海外FX業者の最小ロットも0.01ロットとなっています。
つまり、1ドル=150円(1ロット=1500万円)の時、最小取引額は15万円になります。さらに、レバレッジ1,000倍をかけると150円からポジションを持てるので、資金の少ない方はレバレッジを活用しましょう。
海外FXはロットでレバレッジ制限がかかるケースもある
海外FX業者の中には、ロット数がある一定の水準を超えると、最大レバレッジが制限されるところもあります。レバレッジが思うようにかけられないと、資金効率が悪くなってしまうので注意が必要です。
そこでここでは、人気海外FX業者の保有ロット数によるレバレッジ制限をまとめました。
FXGTは、ある大きさ以上のロットを取引すると、最大レバレッジが適用できません。
一方、保有ロット数に関わらず最大レバレッジで取引できる業者でも、取引する通貨ペアや口座残高によって制限される海外FX業者もあります。
「いきなりレバレッジが引き下げられた」とならないように、必ず公式サイトでレバレッジが制限される条件を確認するようにしてください。
海外FX業者のロット比較ランキング【TOP5】
ここでは、海外FX業者の最大ロット数を重視した上で、おすすめの業者をランキング形式で紹介していきます。
AXIORY
最大注文ロット数 | 1,000ロット |
最大保有ロット数 | 1,000ロット |
最大保有ポジション | 制限なし |
最大レバレッジ | 2,000倍 ※マックス口座のみ |
AXIORYは1回あたり1,000ロットが上限で、保有ポジションは無制限なので、大口トレーダーにも人気の海外FX業者です。
他社よりも最大ロットが圧倒的に高いだけでなく、スプレッドが狭いことからスキャルピングやデイトレードとの相性が抜群です!
AXIORYで1,000ロットの取引をすると、1pips値動きしただけで100万円の損益が発生します。海外FXならではのダイナミックな取引を楽しみたい方は、是非口座開設してみてくださいね!
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XM
最大注文ロット数 | 50ロット |
最大保有ロット数 | 10,000ロット |
最大保有ポジション | 200ポジション |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
XMの最大ロット数は1あたり50ポジションですが、最大保有ロット数が10,000ロットと超大口取引に対応している海外FX業者です。また、証拠金200万円まで最大レバレッジ1,000倍をかけて取引できます。
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Exness
最大注文ロット数 | 16:00~翌日10:59:200ロット 11:00~15:59:20ロット |
最大保有ロット数 | – |
最大保有ポジション | 制限なし |
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
Exnessは安全性・信頼性が高く、最大レバレッジ無制限が特徴の海外FX業者です。
Exnessで注文する際の最大ロット数は時間帯によって変動するため注意が必要ですが、保有できる最大ロット数に制限はありません。
最大レバレッジが高いだけでなく、ロスカット率0%、低スプレッドなど、海外FXの魅力が存分に味わえる海外FX業者なので、是非口座開設してみてくださいね!
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TitanFX
最大注文ロット数 | 100ロット |
最大保有ロット数 | 100ロット |
最大保有ポジション | 200ポジション |
最大レバレッジ | 1,000倍 ※マイクロ口座のみ |
TitanFXは、注文時は100ロット、保有時は200ロットの上限が設けられている海外FX業者です。
ほとんどの海外FX業者は口座残高によってレバレッジ制限をかけられますが、TitanFXは口座残高によるレバレッジ制限がないため、いつでも最大レバレッジの500倍で取引を行えます。※マイクロ口座のみ最大レバレッジ1,000倍。
また、取引銘柄が豊富で、マイナー通貨ペアも取り扱っているので、取引チャンスを増やしたい方にもおすすめです!
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公式サイト:https://jp.titanfx.com/
iFOREX
最大注文ロット数 | 50ロット |
最大保有ロット数 | – |
最大保有ポジション | 制限なし |
最大レバレッジ | 400倍 |
iFOREXの最大注文ロット数は50ロットと平均的ですが、保有ロット数・最大レバレッジが制限されないという点で高い評価を受けています。
また、100%入金ボーナスを開催していたり、700種類もの銘柄を取り扱っていたりと、FX初心者から中~上級者まで使いやすい環境を整えています。
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公式サイト:https://www.iforex.jpn.com/
海外FXのロット計算【1ロットあたりの証拠金・取引可能なロット数】
FX取引をする際には、「1ロットあたりの証拠金」「自己資金で取引できるロット数」を把握する必要があります。
ここでは、それぞれの計算方法を確認していきましょう。
1ロットあたりの必要証拠金の計算方法
1ロットあたりの必要証拠金は、以下の式で求められます。
例えば、1ドル=150円、レバレッジ1,000倍の時の必要証拠金は「150円×10万通貨÷1,000倍=15,000円」となります。
つまり、最大レバレッジが1,000倍の海外FX業者で、口座に15,000円以上入っていれば、ドル円を1ロット取引できます。
取引可能なロット数の計算方法
1ロットあたりの必要証拠金が求められると、自己資金でどのくらい取引できるのか算出しやすくなります。
取引可能なロット数の計算方法は以下の通りです。
例えば、1ドル=150円、レバレッジ1,000倍、口座残高15万円の時に取引可能なロット数は「口座残高15万円÷必要証拠金15,000円=10ロット」となります。
つまり、口座残高が15万円の時、最大10ロットまで取引できます。トレード戦略を立てる際にも重宝するので、身に着けておきましょう!
海外FXの1ロットあたりの損益
FXで安定して稼げるようになるには、自分の取引でどのくらいの損失が発生するかを知っておく必要があります。
何も考えずにロット数を決めると、予想外の損失を抱えるリスクも高まり、口座の証拠金を失う原因になるからです。
ここでは、ロット数ごとに値動きによってどのくらい損益が変動するのかをまとめました。損失リスクを軽減するのに役立つので、是非参考にしてください。
1ロットの損益
1ロットで取引した時の損益は以下の通りです。
値動き | 損益 |
---|---|
1pips | 1,500円 |
10pips | 15,000円 |
100pips | 150,000円 |
このように、1pips変動しただけでも1,500円の損益が発生します。
勝てば一気に利益を稼げる分、負けると大損する可能性もあると覚えておきましょう。
0.1ロットの損益
0.1ロットで取引した時の損益は以下の通りです。
値動き | 損益 |
---|---|
1pips | 150円 |
10pips | 1,500円 |
100pips | 15,000円 |
このように、1ロットの取引と比べて損益の変動が10分の1程度に抑えられます。
1pipsの損益は150円なので、リターンとリスクのバランスが絶妙な大きさだと言えるでしょう。
0.01ロットの損益
0.01ロットで取引した時の損益は以下の通りです。
値動き | 損益 |
---|---|
1pips | 15円 |
10pips | 150円 |
100pips | 1,500円 |
0.01ロットで取引すると、1回で得られる利益は少なくなるものの、少ない自己資金で取引したい方や、練習も兼ねて実践トレードを行いたい方におすすめできます。
海外FXのロット数は投資資金の2~3%が望ましい
海外FX初心者は、最大ロット数で取引するのではなく、少ないロット数から売買するようにしましょう。
FX初心者であれば、投資資金の2~3%ほどで保有できるロット数が良いと言われています。つまり、口座資金が100万円ある場合、2~3%の金額で保有できる0.2~0.3ロット(2~3万通貨)から売買を始めてください。
例えば、0.2ロットで取引を行う場合、100pipsのマイナスが発生しても、損失は2万円ほどです。49連敗しても証拠金の一部は残しておけるので、かなり安全な水準だと言えるでしょう。
一方、ロット数を1ロットに上げて取引すると、100pipsのマイナスが発生した時に10万円の損失を抱えることになります。この場合、10連敗するだけで自己資金を全額失うことになります。
トレード1回あたりの損失を抑えると利益を残しやすくなるので、特に資金の少ない方は小さいロットから取引を始めるようにしてください。
海外FXで1ロットの取引をするメリット
海外FX取引に慣れてきたら、1ロットの取引をおすすめします。
ここでは、海外FXで1ロットの取引を行うメリットについて確認していきましょう。
- ローリスクで取引できる
- 取引の幅が広がる
- 副収入として十分な利益を得られる
それぞれ解説していきます。
ローリスクで取引できる
1つ目は「ローリスクで取引できる」です。
例えば、XMのマイクロ口座は1ロット=1,000通貨なので、1ロットで10万円分の取引を行えます。さらに、レバレッジ1,000倍をかけると、1,500円ほどの少額から取引することも可能です。
負けてしまった時の損失額が小さいほど、メンタルに影響を及ぼしにくく、実戦練習を兼ねた取引が可能になります。
FX初心者のうちは少額取引を意識し、慣れてきたらロット数を引き上げてより大きな利益を狙うようにしてください。
取引の幅が広がる
2つ目は「取引の幅が広がる」です。
1ロットの取引は比較的ローリスクで行えるため、さまざまな取引にチャレンジできます。海外FX取引では、以下の3種類のトレードが主流となっています。
- スキャルピング:数秒~数分の短期取引でローリスク&ローリターン
- デイトレード:数十分~1日の中で行う中期取引で、リスクとリターンのバランスが絶妙
- スイングトレード:数日以上の長期取引で、ハイリスク&ハイリターン
特にFX初心者の場合、自分に合ったトレード手法を知るためにも、少額の取引から始めた方が良いでしょう。
1ロットの取引ならリスクを抑えた取引ができるので、安定して稼げるようになってきたらロット数の引き上げを検討してみてくださいね。
副収入として十分な利益を得られる
3つ目は「副収入として十分な利益を得られる」です。
FX取引は土日以外いつでも行えるため、1ヶ月の平日22日で取引を行う場合を考えてみましょう。
1ロット=1万通貨の海外FX業者の場合、1日10pips~30pipsプラスに変動すると、1,000円~3,000円の利益を得ることになります。毎日同じくらいの利益を出し続けると、1カ月あたり22,000円~66,000円もの利益になります!
数万円もの利益であれば、副収入として得られる金額として十分だと考える方も多いでしょう。
海外FXで1ロットの取引をするデメリット
海外FXで1ロットの取引をするのには、デメリットもあります。
- 大きな利益は狙えない
- 大きな損失を抱えるリスクがある
- レンジ相場の取引には不向き
それぞれ解説していきます。
大きな利益は狙えない
1つ目は「大きな利益は狙えない」です。
メリットで述べた通り、海外FXで1ロットの取引をすると、副収入として十分な利益を得られます。その反面、海外FXで得た利益だけで生計を立てたい場合、1ロットの取引だけでは不十分です。
1ロットの取引は少ない資金でできる分、見込める利益も小さくなります。そのため、数千万~数億円もの利益を狙いたいのであれば、取引するロット数を引き上げる必要があるでしょう。
大きな損失を抱えるリスクがある
2つ目は「大きな損失を抱えるリスクがある」です。
基本的に1ロットの取引はローリスクで行えますが、油断すると数万円もの損失に膨らむ可能性もあります。
しかし、「2%ルール」を徹底することで損失を最低限に抑えられます。2%ルールとは、1回のトレードにおけるリスクを口座資金の2%以内に抑えるというものです。
取引に慣れてきたら損切りする金額を徐々に引き上げ、大きな利益を狙うと良いでしょう。大きな損失は、資金を無駄にしてしまうだけでなく、メンタルが不安定になる原因にもなるので、資金管理を徹底してくださいね。
レンジ相場の取引には不向き
3つ目は「レンジ相場の取引には不向き」です。
FX取引におけるレンジ相場とは、為替レートが一定の値幅で推移している相場のことです。
全体の約7割がレンジ相場だと言われているため、レンジ相場でいかに稼ぐかが重要になってくるものの、1ロットという小さな単位では利益が出しにくいです。
そのため、1ロットで取引するのであれば、トレンド相場をおすすめします。トレンド相場とは、相場が継続的に上昇、あるいは下降局面に向かっている相場のことで、日本時間の21:00~翌朝6:00前後に発生しやすいので注目してくださいね!
海外FXで適正ロットを設定するポイント
最適なロット数は、人それぞれ異なります。ここでは、最適なロット数を設定するために押さえておきたいポイントを紹介します。
- トレード手法で決める
- 資金量とレバレッジで決める
- 損失許容額で決める
それぞれ詳しく見ていきましょう。
トレード手法で決める
1つ目は「トレード手法で決める」です。
トレード手法によってポジションの保有期間が異なるため、利確と損切りの幅も変わってきます。トレード手法ごとに最適なロット数を紹介します。
スキャルピング
スキャルピングとは、数秒~数分の間に何度も取引を行うトレード手法です。利確ラインは10pips、損切りラインは5pipsと言われています。
そんなスキャルピングで稼ぐコツは、通常より大きなロット数で取引することです。ポジションを保有してから数分のうちは、利確ライン・損切りラインのどちらも値幅が小さいため、ロット数を引き上げた方が資金効率が向上します。
1回あたりの目標利幅を10pipsとすると、1ロットの取引で15,000円の利益を狙えます(1ドル=150円、レバレッジ1倍の場合)。150万円の資金がある方なら10ロットほど保有していても、ローリスクで取引できますよ!
デイトレード
デイトレードは、ポジションを持ったその日のうちに取引を完結させる手法です。利確ラインは50pips、損切りラインは25pips程度です。
そんなデイトレードで稼ぐコツは、通常より小さめのロット数で取引することです。スキャルピングよりもポジションの保有期間が長い分、より大きな利幅を狙えるので、利益とリスクを両立させたい方におすすめです。
スイングトレード
スイングトレードは、数週間~数か月の間ポジションを保有して、大きな値幅を狙うトレード手法です。利確ラインは300pips、損切ラインは100pips程度です。
スイングトレードはポジションの保有期間が長い分、損失が膨らむリスクも大きくなります。そのため、ロットを上げすぎずに適切なリスク管理をすることが大切です。
目安として、資金が100万円であれば、1ロット以下に抑えておくのが理想的だと言われています。
資金量とレバレッジで決める
2つ目は「資金量とレバレッジで決める」です。
資金量でロット数を決める場合、口座内の証拠金に対して、何倍のレバレッジで取引するかを考えましょう。ここでは、以下の例で考えてみます。
- 証拠金:15万円
- レート:1ドル150円
- 取引通貨:1万ドル(証拠金×レバレッジ÷レート)
- レバレッジ:10倍
1ロット=1万通貨の場合は1万ドル=1ロット、1ロット=10万通貨の場合は1万ドル=0.1ロットになります。これにレバレッジを設定すれば、簡単に最適なロット数を求められます。
ちなみに、FX初心者に最適なレバレッジは3~7倍、高くても10倍ほどだと言われています。資金の多さではなく、資金量とレバレッジのバランスを考えることで、適切なリスク管理を行えますよ!
損失許容額で決める
3つ目は「損失許容額で決める」です。
損失許容額は人それぞれなので、「どのくらいの損失までなら落ち着いてトレードできるか」を自分で考えてみましょう。
一般的に、10回連続負けてしまったとしても、元手の8割を残せる「資金の2%程度」を損失許容額にするのが良いと言われています。実際に資金50万円、損失許容額が2%と10%のケースを考えてみます。
損失許容度 | 2% | 10% |
---|---|---|
損失許容額 | 1万円まで | 5万円まで |
1ロット保有する場合 | 4pips | 20pips |
0.1ロット保有する場合 | 40pips | 200pips |
このように、許容損失額が高額になるほど、より多くのロットで取引できるようになります。
海外FXのロットを上げる条件やタイミング
ロットを上げるほど大きな利益を狙いやすくなりますが、大きすぎるとロスカットの原因になります。
ここでは、ロットを上げても良い条件をまとめました。
- 取引ルールを遵守してトレードしている
- 成績が安定している
- メンタルに影響を及ぼさない
それぞれ確認していきましょう。
取引ルールを遵守してトレードしている
1つ目は「取引ルールを遵守してトレードしている」です。
FX取引はギャンブルではないため、一時的な感情や勘に頼ったトレードを繰り返していると、いつまでも勝率が安定しません。
また、自分なりの取引ルールを確立していない状況だと、ロット数を上げることで大きな損失を抱える可能性が高いです。
そのため、まずは自分で決めたトレードルールを遵守することを最優先にしてください。ルールを守った状態で勝率や損益が安定してくると、対応ロット数を上げても同じくらいの成績を狙えるでしょう。
成績が安定している
2つ目は「成績が安定している」です。
トレード結果が安定してくると、トレード全体を通して一貫した利益を得ていることになります。
例えば、過去3ヶ月~6か月の間で70%以上の利益をもたらしている場合は、ロット数を引き上げるか検討してみても良いでしょう。
また、ドローダウン(一時的な損失)の大きさをチェックすることも重要です。利益を安定して出せていても、大きなドローダウンを何度か繰り返すと、ロット数を増やした際に高いリスクが伴うため、注意してください。
メンタルに影響を及ぼさない
3つ目は「メンタルに影響を及ぼさない」です。
ロット数を上げた直後のトレードでは、動揺してしまって感情的な判断を行い、損失を抱えるトレーダーが続出します。そのため、メンタルに影響を及ぼさない範囲でロット数を引き上げることが重要です。
例えば、0.01ロットを0.1ロットに引き上げるだけでも、負けた場合の損失額は10倍になります。
「いきなり10倍になったら、冷静な判断ができなくなるかもしれない」という方は、0.01ロットずつ引き上げるなど、なるべく細かくロット数を調整するようにしてください。
海外FXのロットに関する注意点
最後に、海外FXのロットに関する注意点を確認していきます。
- ロットが大きすぎると、損失リスクが上昇する
- ポジション数の上限がないか確認する
- 荒れ相場は避ける
それぞれ見ていきましょう。
ロットが大きすぎると、損失リスクが上昇する
1つ目は「ロットが大きすぎると、損失リスクが上昇する」です。
ロットを引き上げると、狙える利益が大きくなる反面、負けた時の損失も大きくなります。
例えば、0.1ロットと1ロットの取引を比べると、1pipsの変動で生じる損益の大きさが10倍も変わってきます。
そのため、この記事で紹介した決め方を参考に、適切なロット数で取引するようにしましょう。
ポジション数の上限がないか確認する
2つ目は「ポジション数の上限がないか確認する」です。
海外FX業者の中には、ポジション数の上限を設けているところも存在します。
最大ロット数が大きくても、ポジション数の上限が低い業者だと、思うように稼げないこともあります。
特に、スキャルピングトレードは短時間で細かく利益を得る手法なので、1回あたりのロット数を引き上げないと、効率良く稼げません。そのため、ポジション数・ロット数の上限が高い業者を選ぶことをおすすめします。
荒れ相場は避ける
3つ目は「荒れ相場は避ける」です。
1ロットを最小ロットで取引するのであれば、荒れた相場で取引するのも良い経験になるかもしれません。
しかし、最大ロットで取引する場合は、大損失に繋がる可能性が高いため、荒れ相場は避けた方が良いでしょう。
特に、米国の重要経済指標発表時や、FOMC・雇用統計の発表時には相場が荒れやすいと言われています。このタイミングで取引すると、一瞬で大きな損失を抱える可能性もあるため、最大ロットでの取引は控えるようにしてください。
海外FXのロットに関するよくある質問
海外FXのロット【まとめ】
海外FXのロットについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
海外FX取引でより多くの利益を狙うのであれば、最大ロット数やポジション数の上限が高い業者を選ぶことをおすすめします。また、スキャルピングが認められているかも確認するとなお良いでしょう。
スキャルピングが認められており、より多くのロット数で取引したい方は、AXIORYがおすすめです!AXIORYは1取引の上限が1,000ロットで、保有ポジションは無制限なので、大口トレーダーにも人気の海外FX業者です。
AXIORYで1,000ロットの取引をすると、1pips値動きしただけで100万円の損益が発生します。海外FXならではのダイナミックな取引を楽しみたい方は、是非口座開設してみてくださいね!
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